家事能力
ワイドショーねたの続きです。
御柱祭のあとは、大阪府寝屋川市でおきた児童虐待事件。
乳幼児健診に訪れないので、市が12回家庭訪問をしているそうですが、亡くなった子どもさんのほほにあざがあったのを3回見つけて母親に聞いたそうですが、いずれも別の子どもがおもちゃで叩いたからと言っていたとか。
何で大阪の専門職がこういう言葉を信じる。
生活保護で暮らしている親御さん二人は画像で見る限りですが、見た感じからすでに家庭を維持する能力、家事育児能力に欠けると私は思いました。
生活保護費を出すだけではなく、さまざまな支援がないとやっていけないお家と言うものはあるので、細かなフォローが必要だと思います。
先日、飲酒運転の罰則で飲酒日記をつけるというニュースがありましたが、信濃毎日新聞にも関連記事があって、
ここですよね。
児童虐待もそうで、子どもをただ親から引き離すと言うわけではなく、親を支援するのも仕事のうちなのですが、基本疑ってかかる能力と言うものが必要な仕事だと言うことを忘れてはなりません。
麻薬取締官のように、捜査権限等さまざまな権限を持つ、児童虐待取締捜査官と言うものを作って、児童相談所や市町村に配属するとまた違うのかなあ。
そうすると、大沢在昌が児取が主人公のハードボイルドなんか書いちゃって・・・と言うことはないか。
話が転んで、さまざまな要因で能力的に家事育児ができない人たちというものもいますので、一概には言えませんが、特に女性のアルコール依存症の人たちがお酒をやめて、離婚しなければ、即求められるのが夫とのセックスと家事育児能力。
と言うか、お酒がひどくても夫とのセックスか家事が最低限できれば、離婚は避けられる可能性はあるということです。
不倫や借金などの問題もそうひどくなければ、と言う条件もありますが。
さて、お酒を何とかやめられても、家事能力がいきなり戻ってくるとは限りません。
(夫とのセックスの問題は飲んでいないとできないと言う人も多いし、性的な問題はまたの機会にします。)
家事能力に関してですが、はっきり書けば、最初からできる人はいません。
小さい頃から、何くれと親が子どもに教え込んでいる家庭ならともかく。
私は母親ができない人でした。
母は小さい頃から勉強一本やりだったようで、私自身鏡の前に3分以上座っていると男に負けると祖母に何度も言われました。
母は戦前の生まれで当時としては珍しく法学部に進学し、弁護士になることを目指していましたから、そのぐらいしないとならなかったのでしょう。
中学生の頃から、お酒や父の愛人問題など 家が変だと思っていたので、自分でしつけの本を読んでみたりしていました。
家事については母が働いていても家にいても、家事は祖母がいれば祖母がして、お手伝いは当然でした。
高校の担任の先生の専門が家庭科だったため、『栄養と料理』と『今日の料理』を毎月買い、家計簿は『栄養と料理』のものをつけていました。
高校の同級生が大学を出て結婚するとにベターホームの料理教室に通ったのを聞いて うらやましかったです。
彼女は習いに行かなくてもできる人でしたが、親御さんがきちんと教えてやれなかったから(いやいや、そんなことはなお母さんです。)と言うことでした。
私は子猫が生まれてから、念願の『婦人之友 友の会』に入り、せっせと家事のお勉強をしたのでした。
自己流の包丁さばきやお米の研ぎ方など細かなことを注意されました。
でも、やっぱりいまだに包丁もお米もとげません。
お米は小学校2年の頃から晩御飯の分をといで炊いておくのが仕事でしたが、ざるにお米を入れてしゃもじか泡だて器で水が透明になるまで洗えばよいと言われてそれっきりこれっきり、です。
それでも、毎月新しい料理を一ヶ月に1~2つは挑戦するのを10年、お菓子は友の会のほかに習い事をしていたので毎月新しいものを一つ作るを7年続けました。
子猫は子猫の父親が勉強優先で料理の手伝いはまだしも、皿洗いなどはさせなかったので、どうなのでしょう。
親ばかのせいか、家事などは手際は悪くないし、お料理などは嫌いではないように思わいます。
何度も書いていますが、生活習慣が身につくのは10歳までと言われます。
それを過ぎてももちろん身につきますが、効率は悪いし、できないけれど(できないからかな)どうしてそんなことをしなくてはならないのか、教えられても素直に聞き入れにくい。
たぶん、その時期でないと入らないものというものがるのでしょう。
よく、英語を乳幼児期から聞かせて英語教育をしないと、英語の発音を聞き分ける能力が育たないと言われますが、それは実際にそうらしい。
そういうものと似ているのではないかと思います。
でも私は、(親が英語圏の人ならともかく)乳幼児期に、英語教室に連れて行く時間をとるくらいなら日本語をしっかり教えて欲しいと思うし、生活習慣をきちんと身につけさせて欲しいとも思います。
飲まなくなってACの問題が浮上する人たちも多いですが、家事能力はACの問題に手をつけなくてもトレーニングすることはできます。
12ステップは飲みだした原因がなんであれ、飲まないために現実の大人として(年齢也の社会人として)どう機能するかということを考えて作られていますから、インナーペアレントを作るのに適切で、自分のしつけをすることができます。
だから、先に社会人として適応しているスポンサーに あれこれ指導してもらうわけです。
仕事をしていた、子どもがいる、離婚されていないなど、自分はできるとがんばりますが、できなかったから今AAにいるわけで、自分ができないことはみとめないと。
ステップをやって生活を変えるということは 過去だけではなく 今も生活を変え続けなければならないと言うことです。
ほめて育てると言うことは大事なことで、できないことばかり言われれば誰だって嫌になります。
でも逆に言えば、お酒をやめ始めてすぐならともかく、ほめられないとすぐに傷つく、怒られる訳がわからないというのが 自分が成長していないからだということが分からないとなりません。
成長していないから分からないのか。
発達の雑誌を読んでいたら、「生徒さんが何年生なのだけれど『のんたん』の絵本が大好きで、それを持たせておけばおとなしいので ついそれに頼ってしまうが、ほかの先生に何年生としてはどうよと言われた。いかがなものでしょうか」と言う相談が載っていましたが、お答えは、「定型発達のお子さんと同じにはできないし、何でもかんでも一律と言うことではないが、何年生なりと言うことはそれなりに必要。」
飲んでいない年数なりに社会人としての行動は必要で、そのなかには家事能力も含まれると私は思います。
AAや断酒会で最初の数年に子どもの生活習慣のようなものを身につけないと、後から何年飲んでいないと言ってもその年数なりに行動や考え方ができないのことと 関連があるのかもしれません。
正直、最初の数年間にどれだけミーティングや例会に続けて参加したか 累積参加時間で判断したほうが良いのではと思うことがしばしばあります。
10年以上なら、まあ、年数でも可ですけれど。
御柱祭のあとは、大阪府寝屋川市でおきた児童虐待事件。
乳幼児健診に訪れないので、市が12回家庭訪問をしているそうですが、亡くなった子どもさんのほほにあざがあったのを3回見つけて母親に聞いたそうですが、いずれも別の子どもがおもちゃで叩いたからと言っていたとか。
何で大阪の専門職がこういう言葉を信じる。
生活保護で暮らしている親御さん二人は画像で見る限りですが、見た感じからすでに家庭を維持する能力、家事育児能力に欠けると私は思いました。
生活保護費を出すだけではなく、さまざまな支援がないとやっていけないお家と言うものはあるので、細かなフォローが必要だと思います。
先日、飲酒運転の罰則で飲酒日記をつけるというニュースがありましたが、信濃毎日新聞にも関連記事があって、
かぎは、カウンセリングに当たる側の力量にある。日記や面談を通して、受講者の抱える飲酒の問題をつかめるか。依存症の兆候を見落とさずに、早期の治療にどうつなげるか。ここが、将来の飲酒事故を防ぐ分かれ目である。
担当者には精神保健福祉や医療の専門知識が欠かせない。しっかりとした人材を起用したい。
ここですよね。
児童虐待もそうで、子どもをただ親から引き離すと言うわけではなく、親を支援するのも仕事のうちなのですが、基本疑ってかかる能力と言うものが必要な仕事だと言うことを忘れてはなりません。
麻薬取締官のように、捜査権限等さまざまな権限を持つ、児童虐待取締捜査官と言うものを作って、児童相談所や市町村に配属するとまた違うのかなあ。
そうすると、大沢在昌が児取が主人公のハードボイルドなんか書いちゃって・・・と言うことはないか。
話が転んで、さまざまな要因で能力的に家事育児ができない人たちというものもいますので、一概には言えませんが、特に女性のアルコール依存症の人たちがお酒をやめて、離婚しなければ、即求められるのが夫とのセックスと家事育児能力。
と言うか、お酒がひどくても夫とのセックスか家事が最低限できれば、離婚は避けられる可能性はあるということです。
不倫や借金などの問題もそうひどくなければ、と言う条件もありますが。
さて、お酒を何とかやめられても、家事能力がいきなり戻ってくるとは限りません。
(夫とのセックスの問題は飲んでいないとできないと言う人も多いし、性的な問題はまたの機会にします。)
家事能力に関してですが、はっきり書けば、最初からできる人はいません。
小さい頃から、何くれと親が子どもに教え込んでいる家庭ならともかく。
私は母親ができない人でした。
母は小さい頃から勉強一本やりだったようで、私自身鏡の前に3分以上座っていると男に負けると祖母に何度も言われました。
母は戦前の生まれで当時としては珍しく法学部に進学し、弁護士になることを目指していましたから、そのぐらいしないとならなかったのでしょう。
中学生の頃から、お酒や父の愛人問題など 家が変だと思っていたので、自分でしつけの本を読んでみたりしていました。
家事については母が働いていても家にいても、家事は祖母がいれば祖母がして、お手伝いは当然でした。
高校の担任の先生の専門が家庭科だったため、『栄養と料理』と『今日の料理』を毎月買い、家計簿は『栄養と料理』のものをつけていました。
高校の同級生が大学を出て結婚するとにベターホームの料理教室に通ったのを聞いて うらやましかったです。
彼女は習いに行かなくてもできる人でしたが、親御さんがきちんと教えてやれなかったから(いやいや、そんなことはなお母さんです。)と言うことでした。
私は子猫が生まれてから、念願の『婦人之友 友の会』に入り、せっせと家事のお勉強をしたのでした。
自己流の包丁さばきやお米の研ぎ方など細かなことを注意されました。
でも、やっぱりいまだに包丁もお米もとげません。
お米は小学校2年の頃から晩御飯の分をといで炊いておくのが仕事でしたが、ざるにお米を入れてしゃもじか泡だて器で水が透明になるまで洗えばよいと言われてそれっきりこれっきり、です。
それでも、毎月新しい料理を一ヶ月に1~2つは挑戦するのを10年、お菓子は友の会のほかに習い事をしていたので毎月新しいものを一つ作るを7年続けました。
子猫は子猫の父親が勉強優先で料理の手伝いはまだしも、皿洗いなどはさせなかったので、どうなのでしょう。
親ばかのせいか、家事などは手際は悪くないし、お料理などは嫌いではないように思わいます。
何度も書いていますが、生活習慣が身につくのは10歳までと言われます。
それを過ぎてももちろん身につきますが、効率は悪いし、できないけれど(できないからかな)どうしてそんなことをしなくてはならないのか、教えられても素直に聞き入れにくい。
たぶん、その時期でないと入らないものというものがるのでしょう。
よく、英語を乳幼児期から聞かせて英語教育をしないと、英語の発音を聞き分ける能力が育たないと言われますが、それは実際にそうらしい。
そういうものと似ているのではないかと思います。
でも私は、(親が英語圏の人ならともかく)乳幼児期に、英語教室に連れて行く時間をとるくらいなら日本語をしっかり教えて欲しいと思うし、生活習慣をきちんと身につけさせて欲しいとも思います。
飲まなくなってACの問題が浮上する人たちも多いですが、家事能力はACの問題に手をつけなくてもトレーニングすることはできます。
12ステップは飲みだした原因がなんであれ、飲まないために現実の大人として(年齢也の社会人として)どう機能するかということを考えて作られていますから、インナーペアレントを作るのに適切で、自分のしつけをすることができます。
だから、先に社会人として適応しているスポンサーに あれこれ指導してもらうわけです。
仕事をしていた、子どもがいる、離婚されていないなど、自分はできるとがんばりますが、できなかったから今AAにいるわけで、自分ができないことはみとめないと。
ステップをやって生活を変えるということは 過去だけではなく 今も生活を変え続けなければならないと言うことです。
ほめて育てると言うことは大事なことで、できないことばかり言われれば誰だって嫌になります。
でも逆に言えば、お酒をやめ始めてすぐならともかく、ほめられないとすぐに傷つく、怒られる訳がわからないというのが 自分が成長していないからだということが分からないとなりません。
成長していないから分からないのか。
発達の雑誌を読んでいたら、「生徒さんが何年生なのだけれど『のんたん』の絵本が大好きで、それを持たせておけばおとなしいので ついそれに頼ってしまうが、ほかの先生に何年生としてはどうよと言われた。いかがなものでしょうか」と言う相談が載っていましたが、お答えは、「定型発達のお子さんと同じにはできないし、何でもかんでも一律と言うことではないが、何年生なりと言うことはそれなりに必要。」
飲んでいない年数なりに社会人としての行動は必要で、そのなかには家事能力も含まれると私は思います。
AAや断酒会で最初の数年に子どもの生活習慣のようなものを身につけないと、後から何年飲んでいないと言ってもその年数なりに行動や考え方ができないのことと 関連があるのかもしれません。
正直、最初の数年間にどれだけミーティングや例会に続けて参加したか 累積参加時間で判断したほうが良いのではと思うことがしばしばあります。
10年以上なら、まあ、年数でも可ですけれど。
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| 2010-04-12 10:26
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