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エネルギーの和は常に等しい。

自分が書いている性被害の話からふと思ったのですが・・・
なぜか母娘の2代にわたっての性被害と言う話があります。
母親が誰からとまではわかりませんが、性被害を受けていたのではないか。
もしくは、なにか大変なことがあって、(間にたぶん戦争が入っている世代が多いです。)さまざまな悲しみがあり、うつ状態がつづいていたのではないか。
通り魔的な暴力ならまだしも、お母さん方の父親が自分の娘・孫に手を出す。これは狭い地域で男女比がつりあわない僻地などにおこったりすることがあれば、そこそこの町社会で加害者はやたら硬い職業だったりすることが多いです。
また、実父が娘とその姉妹とその孫、義父からの嫁と孫など痛ましい限りです。
(でもこのぐらいアバウトな書き方をすれば、たいていのケースは入ってしまいそうな気がする。)
そのため、お母さんたちはかなりうつ状態にあり、子供からみるとネグレクト状態となります。
それを何とかするために新興宗教に入るか何か依存に走ったりします。お酒や買い物は手っ取り早いですが、自らトラウマの再体験のような性的嗜好にはしり、娘から毛嫌いされる母親もいます。
結果娘は性被害と宗教と親たちからのネグレクトの三重の被害を受けます。
性被害をアルコールやさまざまな依存症に変えても話はなりたちます。
断酒会の会長さんのお子さんたちが新興宗教に走り、子どもをつれて布教をしているのを会長さんの奥さんが嘆いていて、会長さんには内緒で経済的に援助していました。子供さんたちからすると、お酒もタバコもしない宗教でないとやりきれなかったのでした。

そういう母親の夫は、はじめから依存症を持っているか、とても吝嗇だったりします。しかしながら娘に手を出すタイプや浮気をするタイプであっても、ぱっと見はあまり性的な感じがしない人が多い感じはします。
基本的には性的に去勢された感じはしますが、DV男です。
性的に搾取する男性はいかにもオットセイ男(オットセイに悪いと思う。)のようにいかにも元気、やる気しかないわけではなく、やせて弱々しかったりすることが多いです。ただ粘着気質と言うのは共通かも。

なんであれ人は力を持ちたがります。
特に男性は、食料を得て来る力と子どもを生ませる力、女性は子どもを生む力を誇る傾向にあります。
ついでに書けば、私はコウノトリがどうのと短歌を詠んだ夫婦やその親族には興味がありません。短歌そのものがべただし・・・っていうのは、大和朝廷に制圧された出雲だか九州の隼人だかの血筋の性でしょう。伯父ですら東京の神主のやり方はいかんと言って島根から親戚の神主を葬式のたびに東京まで呼びましたから。
さて、力の誇示と言っても、ギャートルズの時代ではないのでマンモスを採ってくることでは誇示できません。
手っ取りばやいのは車(特にアメ車などの前の部分)、オートバイ・・・昔であれば馬です。まさにファルスの象徴でありますが、それが機械仕掛けになったわけです。
または金。
これがクリスチャンであれば、十分の一税の名残でマット・スカダーでなくても天国への蓄えとなるチャリティーの大きさ。
そして女。
12ステップの家族会でスポンサーが言いました。男は権力を求め、女は寵愛を求める。

さて、子どもたちは親の介護で疲れ果てているのに、周りから怠け者と言われます。ほんとに怠け者かどうかは別の話で、周りから見て期待通りではなくサボっているかのように思われると怠け者と言われます。
親の介護と言っても未成年の子どもが青年の親の介護ですから、立場の逆転であり虐待です。
私の仲間にもお父さんがお酒や何やで家におらず、お母さんは息子を精神的な夫代わりにしたので、息子は耐え切れず妹に手を出しました。こういう息子は何人も知っています。妹に手を出さなければお酒やシンナーに手を出しているだけの話です。
なまけものだ、飽きっぽいと言っても、やりたくないことをやらされているわけですから、仕方ありません。親や兄弟の不始末を必死で後始末します。して当たり前。しないと人非人です。
ほんとにしたいことをするころには、体力も気力も残っていません。
でも周りから言い続けられているとそう自分でも思うようになります。
もともと低い自尊心は傷だらけです。
そこで、自尊心を埋めるものとして力に頼ろうとするわけでということで、ぐるぐる話は循環します。

ブラッドショーの『インナーチャイルド』『ファミリーシークレット』はこの謎を解明するのにとても有効です。できればこの順番で読んでください。そして一人ではワークをやらないで自分のカウンセラーかスポンサーに相談しながらASKなどでやっているワークに出てください。
私はASKのやり方のほうを支持します。
別のところは(どことは書きませんが)荒すぎます。
自殺率が高すぎます。
精神科と言うところは自殺がほかの科よりも高いところです。
信田さよ子さんが自分のところの自殺が少ないのを誇っていましたが、これはこれですごいことです。ASKのクライアントの自殺率は知りません。信田さんのところより精神科同時受診の人と別のところで疲れ果てた人が来るのと信田さんのところより単発の人がカウンセリングを受けに来るのではないかとは感じますが。
by office-nekonote | 2006-02-09 21:26 | 暴力


たまちゃんの その日暮しの手帳


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