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DVの続き

昨日の続きです。

子どもからして父親の病気は治って欲しいかどうか。

治ってくれるにこしたことはないです。
でも長々とつき合わされるのはどうなんでしょうか。
飲んだの飲まないの、「どうせ」入院は1回ではすまないし・・・
下手に病気だからと言われても、それで、今までのことを帳消しにするのかと腹が立ったり、断酒会やAAに行けば行ったで仲間の悪口を言うくせに、家族には参加している俺は偉いと威張ったり・・・いつまでこんなところに行かないといけないんだと始まったり・・・
子どもを巻き込まないでできるかどうか。

アメリカには子どもプログラムがありますが、まだ日本ではそこまで進んでいません。
以前NHKで放送したゴルファーのローラ・ボーが彼女が病気を克服して、子どもたちに子どもプログラムを行っているビデオテープがありますが、お勧めです。ご覧になりたい方はメールをください。

さて、子どものために治った父親のほうが良いかどうか。
飲まなくなった父親は偉いという設定なのかしら?
パパは子どもの持ち物?
飲んでも飲まなくても父親は父親。
どっちがいいかはハイヤーパワー次第。
治ってくれるにこしたことは無いです。
でも、そのことで、家族がまとまるか、子どもに自尊心が待てるようになるかは別問題。

まだ依存症は良いかもしれません。
回復する可能性があるから。
DVで、警察を呼ぶのをためらう妻たちが言うことは皆決まって同じです。
「夫は、私にとっては別れられる他人だけど、子どもたちにとっては血のつながった父親だから、父親を犯罪者にしたら子どもたちがかわいそうで電話できません。」
父親がDVで捕まるのはショックでしょうが、いくら殴られても子どもの父親を犯罪者にしたくないと言う母親に付き合わされる子どももたまりません。

父親の心配より、子どもの心配をまずして欲しいです。
妻自身が健康を保てるように、県外でも病院なり何なり探して出かけたり、子どもの相談先を探したり。
妻や子どもたちがいかに自己肯定感を保ち、生き抜けるような方法を考えて行動するほうがまず大事だと思います。

その結果何年もたってから父親が飲んでいるかいないか、そのことをどう考えるかなんじゃないのかな。
私は父親に20年以上あっていないので、生きているのか死んでいるのかも知りません。

主治医に父親とも母親とも縁を切れ。そうでないと食いつぶされると言われました。
そういう親子だったと思っています。
by office-nekonote | 2006-09-20 23:36 | 暴力


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