カテゴリ:本( 584 )

『こころの科学 地域におけるこころの治療 No.108』

○『こころの科学 地域におけるこころの治療 No.108』
日本評論社、1,143円+税、2003年3月号
いじめ加害の対策の論文はお勧めでした。また、特集の横浜市~神奈川県の地域ネット力の充実はすごいです
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by office-nekonote | 2003-04-01 01:13 | | Comments(0)

『脱暴力のプログラム』

○『脱暴力のプログラム』
ダニエル・J・ソンキン、マイケル・ダーフィー、青木書店、2,500円+税、2003年

 怒りのマネジメントの限界はありますが、でも、其れすら知らない人たちは多いです。できることはなんでもするしかないです。使える物は何でも使う。

 暴力とは、感情とは、暴力と薬物の関係等々、きちんとした解説書にもなっていて、加害男性には読んでもらいたい。暴力は犯罪なのだから、何としてでもやめなければならないからです。

 訳者あとがきに、本書は暴力を振るう本人向けの本であるが、彼らもまたなんらかの被害体験を持つことが多いと指摘しています。被害の連鎖です。また、子育ての課程で躾や社会・文化の問題のために虐待していくことの危険性も指摘していて、暴力のすり込みは家庭から起こっている事を示唆しています。DV防止法の改正準備が進められている現在、DVが子どもに与える影響をもっと考えてもらいたい物です。

 CAPやこのようなプログラムが 早くいらなくなる社会になってもらいたいと思います。
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by office-nekonote | 2003-04-01 01:11 | | Comments(0)

『ファシリテーション革命 参加型の場つくりの技法』

○『ファシリテーション革命 参加型の場つくりの技法』
中野民夫、岩波アクティブ新書、740円+税、2003年
○著者の『ワークショップ  新しい学びと創造の場』(岩波新書 2001)が理論編とすれば、こちらは実践編。

 指導すればするほど、参加者を指示待ちにさせてしまう悩みは、教育者に限らず、ボランティアや市民活動などをやっていればあるのではないでしょうか。参加を促し、エンパワメントしながら、支援していくためには、それなりの技術が必要です。

 私はCAPのWSでは大事な言葉は厚紙に書いておいて 黒板にマグネットで止めていきます。暴力とはどんなものだろうか、と言う問いかけの所では、模造紙に、シールに殴る、ける、暴言、いじめ、・・・等単語をあらかじめ書いておいて、家庭・学校・社会と生活の場を分けたところにそれぞれ張っていきます。黒板に書いていくより効率が良いと思いますので。黒板に書くのを写す時間と言うのも必要だと言う仲間も居ますが、一定の情報量は伝えないとならないし、視覚効果的で色でインパクトを与えられるし、繰り返し使えるものもあるしで、メリットは大きいと思います。「紙芝居方式」と言うのが載っていて同じだわ、と思いました。

 こういうものは、皆さんにはそれぞれが試行錯誤で作ってきたスタイルと言う物があるでしょう。特に教師用のものは教材作りとして、開発されています。私は小・中が附属で、私大卒ですが高校で教育実習をしたり、塾で教えたりと言う経験があるので、厚紙をマグネットで張っていくと言うことを考えたわけですこの本を読んで、教材準備のノウハウとファシリテーターの心得8か条は、教育実習のときを思い出してしまいました。

 「教え込まないで、興味を引き出して世界史を(苦手でも良いから)好きにさせる。」ということは、いかに生徒を授業に参加させるかと言うことです。
 「ファシリテーターの8ヶ条」は教師が生徒のかかわる時の心得としてとても有効ではないかと思います。(現実は管理管理で大変なのは分かりますけれど。)

 教育論はさておき、参加を促し、引き出して、支援して、そこから得たものをを、生活の中で直接・間接的に「継続して生かしていく」ことができるようにもっていければ、ファシリテーター冥利に尽きるのでしょう。
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by office-nekonote | 2003-04-01 01:08 | | Comments(0)

『DVを乗りこえて ここは私たちのレストラン』

いちおし!
○『DVを乗りこえて ここは私たちのレストラン』

野本律子、文芸社、1000円+税、2002年

*仲間たちの話を聴いたり読んだりすることをお勧めします。理論の本も良いですが、結局理論は、こういう仲間たちの話のエッセンスです。あまりいいたとえではないですが、仲間の話は赤本(過去問集)理論本は効率よく出る順にまとめた参考書。

 仲間の話は何かのときの命綱。私は、生徒さんたちに、英熟語はそれだけではなく、文章で覚えなさい。といいます。単語も、文章に入れて覚える。そうするとテストのときに、どこに副詞を入れるかなんてかるくOK。まして自分の生き方の問題。仲間が上手くいったやりかた、上手くいかなかったやり方をたくさん覚えておけば、選択肢が広がりセーフティネットになります。でも、ここのところ、専門家・理論本優先にする仲間が増えてきたのが残念。仲間や仲間の話に勝るものはありません。

 これは野本さんが夫の暴力から逃げ自立していく過程において、仲間たちを探し求め、集まれる場を作り、支え合って生きる場を構築していく様子を描いたものです。また、野本さんの両親たちもDVの問題があって、その問題からの回復していく様子も描かれています。歩いて歩いて歩き回って仲間を広げていく様、夢の中まで求めてお母さんとの和解を果たす様は、相手に謝らせることによって、自分を回復させようとしている人たちには必読。

 野本さんのような一歩先を歩いている人たちがあるから、私たちが回復しやすい時代が来たのです。その道を後から歩く人のためにも、私たちも歩き続けて 絶やさないようにしなければ
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by office-nekonote | 2003-04-01 01:07 | | Comments(0)

しつけと体罰ー子どもの内なる力を育てる道すじ 

題名 しつけと体罰ー子どもの内なる力を育てる道すじ 
  
著者 森田 ゆり   

出版社 童話館出版

価格 税込み1,400円

出版日 2003年4月

第1章 しつけの意味
第2章 体罰の六つの問題性
第3章 母性神話の重圧
第4章 子どもとの良い関係をつくる十の方法
第5章 体罰に代わる十のしつけの方法
第6章 体罰と戦争
第7章 子育ての迷い、こんなときどうしたらいい?
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by office-nekonote | 2003-04-01 00:00 | | Comments(0)

ショコラ

「ショコラ」は甘い いい映画です。ジョニー・デップもいい男ですが・・・ふふふ・・・
 今年は そう言うロマ~ンティックな雰囲気とはご縁が無い。 
 えっつ!?毎年?ま、そういう風にも言えますね。
 とはいえ、今年は お小遣いが無いので、チョコを500グラムしか購入していません。
 作ったのも シナモン・ジンジャー風味とオレンジ風味の2種類だけ。
 いささか物足りないです。
 既製品では 4人分 お使い物用には買いました。

 「もっと上手く怒りたい!怒りとスピリチュアリティの心理学」
  キャスリン・フィッシャー 学陽書房
 カトリックの教えにのっといるようですが、他宗教にも寛容のようです。
 
 チョコの我が家用を食べながら、読むことにしようっと。
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by office-nekonote | 2003-02-11 22:07 | | Comments(0)

なぜ男は暴力を選ぶのか

1月19日(日)の信濃毎日新聞の書評欄の紹介図書 

「なぜ男は暴力を選ぶのか」沼崎一郎著 かもがわブックレット¥571

 沼崎氏の論文を「アディクションと家族」という雑誌で読んだことがありますが、私はとても納得がいきました。
 そのときの論文で、彼はレノア・ウォーカーのDVのサイクル理論を否定します。(完全否定はしない。まあ、そう言う人がいないとは言い切れないし。)
 バタラーは妻を選んで殴っている。(暴力を振るっている。)
 何故か。
 コントロールして支配下におくため。

 そうなんですね。「コントロールして支配下におく。」
 家族問題を解くキーワードです。

 リンクを張りましたというメールを送ったら、APARIからとても素敵なニューズレターが届きました。ありがとうございます。
 1号にはハルエさんと西山明さん、2号には西山さんと信田さよ子さんの対談が載っています。(+APARIスタッフ)
 信田さんが家族というアディクションの発生装置について話されていますが、そのとおりだと私は思います。
 家族が一番危ないのよ。
 なまじ血が繋がっているから 何とかしようと思うけど、あきらめたがいいね。
 こんなこと書くとお客さんさんがへってしまうかしら。
 どうにもならないことは または手におえない物は、さっさと またはとりあえず 横に置いておいて自分のことをやったが勝ちです。

 家族というものは自尊心泥棒の巣です。 

 ところで、アサーティブの続きですが。
 「おねがい(*^0^*)!」なんて頼まないで、「・・・しなさい。」という命令文でしゃべっていること多し。は、たま猫の家だけかしら。

 そうなると、「やっておけば いいんでしょ。(ノ・_・)ノ⌒」
 「あ、っそう。┐( ̄ヘ ̄)」
 「はいはい。あんたは偉い。┌(-_-~」
 「何回も同じことを言わないでよ。(`ヘ´#)」

 あああ・・・なんか腹が立ってきた・・・
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by office-nekonote | 2003-01-23 23:22 | | Comments(0)

楽隊のうさぎ

「楽隊のうさぎ」中沢けい  新潮文庫  514円+税
 中学生~高校生の子どもやそのくらいの子どものいる親御さんにオススメ。
 昔ブラスをやっていたりすればさあ大変。

 先日、娘に買ってきた本です。
 腰巻に「毎日がブラス!ブラス!ブラス!吹奏楽少年の成長物語。」とありまして、イギリス映画で「ブラス!」をみてよかったなあ、と言うのを思い出したので、なんとなく買いました。
 ココの所のイギリス映画は「リトルボイス」や「リトルダンサー』等親子で見られる佳作が揃っています。
 作者の中沢けいは正直どんなかなあ・・・とは思いました。同じ年で高三の時に彼女はデビューですから、嫉妬を感じて余り読んでおりません。干狩あがたはよく読んだものですが。
 伊藤比呂美も同様にパス。私だって・・・と言うのが有りましたねえ。

 ま、其れはともかく、娘がけっこう良かった、と言っておりましたので、私も遅ればせながら読みました。
 ああ、なんか良かったなあ、と言う感じでした。
 先日出席した講演会で、「今時の高校生は ポテトチップスやコーラ以上のものにお金を出さない。(・・・ちゃんと正しい情報{特に性知識かな}を集めたり 、其れをキチンと考えて取捨選択が出来ない・・・)」と言われたことに、なんかイライラしておりました。
 それが、すっきりした感じです。
 まあ、そう言う子ども達もいるでしょうが、其れは、子ども達の責任ではなく、大人の責任だと思っておりますたま猫としては すごく嫌だったわけ。
 まあ、部活に打ち込んだら良い子だとも思いませんが、居場所を作るのにも、それなりのものはありますから。現実には、そこらへんはかなり先生次第ではあります。
 中学に入ったら なるべく学校にいる時間を短くしたい男の子が、全国大会に競るような吹奏楽部に入ってしまって、パーカス担当になってしまう。徹底的にこの先生は個人的な関わりは生徒達と持たず 練習の時に出てくるだけ。
 先輩後輩の中で、どうやって曲を組み立てていくか、人間関係を作っていくか、いろいろな自信をつけていくか。体育会系のような吹奏楽の練習の中で、修行して行くわけです。
 中学生に付き物のいじめ、学級崩壊、受験、両親の不和というものもうまく混ぜて仕上がっています。
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by office-nekonote | 2003-01-23 23:21 | | Comments(0)

うさぎの続き

うさぎというのは、公園で見かけたうさぎのことで、男の子の中に住み着いて、いろいろ付き合ってくれます。左官屋というのもいて、何かあると心の中を塗り固めてくれて、それで学校などをやり過ごしてきました。
 だんだん左官屋より、うさぎが活躍するようになっていく課程が、彼の色々な自信がついていくのと重なっていて、魔法学校に行かないでも 普通の男の子でも 何とかやっていけるんだなあ。と思いました。
 なんの大会であれであれ、全国大会は出るのは容易なことではありません。
 特に、関東大会は大変でしょうね。
 長野県から関東にお引越ししたお友達のうちは お子さんがブラスでしたが、とにかく学校の数がけた違いに多いので、長野県だと数回で信越大会だけど、関東だと県大会に出るだけで大変。とぼやいていました。
 また、そこまで頑張ってきた先輩達が、高校に入るとブラスをやめてしまう。一生懸命やっただけ、もっと伸びられればいいのでしょうが、そうでないとつまらなくなってしまう。
 そこのところ、やたらリアルな感じがします。

 あちこちいい文章がありましたが、(いじめでも、親子関係でも)、最後の方で 全国大会でこれから本番が始まる時に、ベンちゃんという指揮者の先生が 日本一の晴れがましさという笑顔で指揮台にたっているところから。

 「孤独を取り戻したということは。克久という少年の輪郭が明瞭になったということだ。他人には見える姿も、本人には輪郭が失われて、わけのわからない暗闇になっていることが、人間の世界では珍しくない。だれにだって、そう言う自分の輪郭が失われる時間は訪れるものだし、だれの隣りにも輪郭を失ったままの人間が存在する可能性がある。克久が数分の間に経験したことは、大人が虚無と無秩序と呼ぶ混乱の中から人を救い上げるのは、うれしさを伴った信頼感の表明以外の何ものでもないということであった。ベンちゃんは全身で信頼ということを表明しているのである。」
 
 ヤングアダルトというと もう定番がありますが、これは入れたいなあ。
 「六番目の小夜子」の恩田陸など この頃急成長ですが、中沢けいもいける感じです。
 湯元香樹実の「夏の庭」などはもう定番入りかな。
 ポテチとコーラからパーカスうさぎに助けてもらったたま猫でした。 
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by office-nekonote | 2003-01-23 23:20 | | Comments(0)

なぜ男は暴力を選ぶのか

1月19日(日)の信濃毎日新聞の書評欄の紹介図書 

「なぜ男は暴力を選ぶのか」沼崎一郎著 かもがわブックレット¥571

 沼崎氏の論文を「アディクションと家族」という雑誌で読んだことがありますが、私はとても納得がいきました。
 そのときの論文で、彼はレノア・ウォーカーのDVのサイクル理論を否定します。(完全否定はしない。まあ、そう言う人がいないとは言い切れないし。)
 バタラーは妻を選んで殴っている。(暴力を振るっている。)
 何故か。
 コントロールして支配下におくため。

 そうなんですね。「コントロールして支配下におく。」
 家族問題を解くキーワードです。

 リンクを張りましたというメールを送ったら、APARIからとても素敵なニューズレターが届きました。ありがとうございます。
 1号にはハルエさんと西山明さん、2号には西山さんと信田さよ子さんの対談が載っています。(+APARIスタッフ)
 信田さんが家族というアディクションの発生装置について話されていますが、そのとおりだと私は思います。
 家族が一番危ないのよ。
 なまじ血が繋がっているから 何とかしようと思うけど、あきらめたがいいね。
 こんなこと書くとお客さんさんがへってしまうかしら。
 どうにもならないことは または手におえない物は、さっさと またはとりあえず 横に置いておいて自分のことをやったが勝ちです。

 家族というものは自尊心泥棒の巣です。 

 ところで、アサーティブの続きですが。
 「おねがい(*^0^*)!」なんて頼まないで、「・・・しなさい。」という命令文でしゃべっていること多し。は、たま猫の家だけかしら。

 そうなると、「やっておけば いいんでしょ。(ノ・_・)ノ⌒」
 「あ、っそう。┐( ̄ヘ ̄)」
 「はいはい。あんたは偉い。┌(-_-~」
 「何回も同じことを言わないでよ。(`ヘ´#)」

 あああ・・・なんか腹が立ってきた・・・
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by office-nekonote | 2003-01-19 20:42 | | Comments(0)


たまちゃんの その日暮しの手帳


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