私の児童虐待3
私の児童虐待3 柳美里
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1、
そのまま東口の山下飯店に行って、朝食兼昼食兼夕食のチャーハンと餃子を食べた。
空腹だったはずなのだが、あまり食べることができなかった。
何故、無意味な嘘を吐くんだろう?
虚言症?
でも、髪は?
髪は、なにで切ったんだろう?
解らない……
嘘の意図が解らない……
我が子のことが解らない……
我が子といっても他人なんだから、解らない領域があるのは当たり前か……
でも、学校でこんな嘘を吐いたら、だれにも信じてもらえなくなってしまう……
わたしは「嘘」という一点を凝視するあまり、息子との関わり方のみならず、自分との関わり方まで見失い、現実から限りなくズレていくような、嘘が尾を引いて永遠につづくような空恐ろしさを感じた。
仕事をするのを諦めて、息子といっしょに風呂にはいり、息子といっしょに横になった。
だが、息子は、眠らなかった。
ひと晩中、目を開けてしゃべりつづけた。
「ママも、こうやって、線路に頭をつけて、じっとしたほうがいいよ。線路って、ひんやりしてるでしょ?」
あわてて彼を起こし、息子の頭を氷枕で冷やしたり、冷えピタを額に貼ったり、水を飲ませたりしたが、息子は正気に戻らなかった。
「ママ、いまね、大気圏の上にいるんだよ。無重力だから、上も下もないみたいでしょ? ぼくの顔がふくらんでるのは、ムーンフェイスっていって、からだの下のほうにある体液が無重力で浮きあがって、頭に集まっちゃうからなんだよ。ママ、頭、痛いでしょ?」
「頭痛い?」
「でも、だいじょうぶ、宇宙酔いの一種だから、二、三日もすればからだが慣れてくるからね。あッ、気をつけてッ!」息子は枕の上で頭を屈めた。
「宇宙塵だ! 隕石の欠片だ! よけてッ! もうすぐ軌道にはいるからね……」
息子の幻覚につき合って相槌を打ったり、背中をさすったり、頭を撫でてやったりしているうちに外が明るくなってきた。
2、
わたしは、彼を起こして、別室で話をした。
「あのさぁ、どこをどれだけ殴ったか、正直ぜんぜん憶えてないんだよ。頭、ぶった?」
「ぶったかな……でも、グーではぶってないよ」
「子どもの頭は柔らかいからね……突き飛ばしたときに、どっかの角に当たったりしなかった?」
「しなかった、と思うけど……」
「でも、あれ、ヤバイよ。打ち所が悪くて脳を損傷しちゃったか、怒り過ぎて精神を破壊しちゃったか……湘南鎌倉総合病院に行って、頭部のMRIを撮ってもらおう。叩いたって言うと厄介だから、ホテルのベッドの角に打ちつけたとか言ってさ」
寝室に戻ると、息子は寝足りたような顔でわたしを見あげ、「起きる?」と訊いてきた。
しばらく様子を見ていたが、奇妙なことを口走る気配はなく、目の焦点もわたしの顔にぴったり合っている。
額に手を当てると、少し熱い気がしたので体温を測ってみた。
三十七度五分。
朝これだけあるということは、昨夜は三十八度台だったのかもしれない。
二日つづけて雪のディズニーランドを歩かせたから、きっと風邪をひいたのだ。
でも、もし、脳の損傷だったら──、という可能性を考えると、病院で検査を受けさせるのが最善だろう。
MRIの結果は、異常なし──。
会計窓口前の長椅子に座って息子の名前が呼ばれるのを待っていたとき、
「あ!」と思いついた。
爪切りだ!
昨日の朝、息子をホテルのベッドに座らせて手と足の爪を切ってやった。
わたしの父から譲り受けたゾーリンゲンの爪切り──、父は自分が身に付けたり、自分が使用する道具は、すべて渡来製の高級品を揃えていた。
爪切りはゾーリンゲン、ヘアブラシはメイソンピアソン、香水はディオール、万年筆はモンブラン、ライターはダンヒルという具合に──。
わたしは、東の爪も、息子の爪も、父からもらったゾーリンゲンの爪切りで切ってやった。
パチン、パチン、と爪を切りながら、息子が赤ちゃんだったころから同じ言葉をくりかえしている、子守唄のように──。
3、
「爪切りはこの世で一番小さな刃物なんだよ。この爪切りは、ドイツ製で切れるからね。動いちゃ駄目だよ。動いたら、血が出るよ。ママ、タケの爪、何百回と切ってるけど、いまでも緊張するよ。だって、刃物なんだから……」
爪切りの最中は爪だけを見ているので、息子がどんな顔をしているのかは判らないが、昨日の朝は、こんなことを訊ねてきた。
「爪切りって、爪以外も切れるの?」
「刃が駄目になるから、爪以外は切らない」
と言って、わたしは爪切りを(ホテルのアメニティーグッズがはいっていた)白雪姫の缶にしまい、雪のなかディズニーランドへ出掛けなければならないので、彼とふたりで雨具(傘、レインコート、長靴)を買いに行った。
「帰ってくるまでに宿題やっとくんだよ」
白雪姫の缶は机の上に出しっぱなしだった──。
わたしは、息子のてのひらをさすりながら優しく訊ねた。
「ほんとうは、爪切りで髪切ったんでしょう?」
息子は、ニヤリと唇を曲げた。
「どうして、わかったの?」
爪切りで髪を切った、という事実を隠し通すために、息子は、どれだけリスクを負い、どれだけひとに迷惑をかけ、どれだけ時間とエネルギーを費やし、どれだけ嫌な思いをし、どれだけ痛い目に遭わなければならなかったのか──。
わたしも、嘘ばかり吐く子どもだった。
どんな嘘だったかは憶えていないが、親や教師に「嘘吐き!」と頬をはたかれ、バシッ!という派手な音と痺れたような痛み──、じんじんと熱くなっていく頬の感覚を、いまでもはっきりと憶えている。
わたしは小学校にあがると同時に、激しいイジメに遭った。
小説やエッセイでかたちを変えて何度も書いているので、ひとつひとつを紹介するつもりはないが、教師が加担したイジメについては、やはり書いておきたいと思う。
運動会のマスゲームの退場行進で、後ろの男子にお下げをつかまれて引き倒されたときに、わたしだけに朝礼台の上に立たせるという罰を与え、「これが一年二組の柳か」「あぁ、あの問題児のぉ」と囁き合った教師たち、わたしがよそった給食のシチューを「バイキン(わたしのあだ名)がよそったから食べられない」とクラス全員がボイコットし、「柳さんは汚いから、給食当番からはずしてください」と言ったクラス委員の意見に従った教師、フォークダンスの練習のときに「バイキンがうつる」と指でバリアを拵えて手を繋ごうとしなかった男子たちを笑って許した教師、全員参加の水泳のクラス対抗リレーで、わたしのときだけ、「●●ちゃん、ガンバレッ!」という応援の掛け声が「やっなっぎ、オエー!」と変わったのを黙認した教師たち(わたしはまったくの金槌だったので、「オエー!」の大合唱のなか二十五メートルプールの端から端までを歩かなければならなかった)──、でも、これらの記憶は、痛みや感情を伴って思い出すことができるのだ。
裸にまつわるいくつかの記憶からは、痛みや感情が追放されている。
4、
幼稚園から小学四年までの五年間を過ごした借家での出来事だ。
大家の家族が暮らす母屋と、わたしたち家族が暮らす離れは同じ敷地にあった。大家のうちには、わたしと同じ歳のKちゃんと妹と同じ歳のSちゃんがいた。毎週日曜日には、Kちゃんのお父さんがわたしたちを山の上のS学園に連れて行ってくれた。
わたしは、Kちゃんのお父さんが、わたしを抱きあげるときだけ、股間に手をあてがって素早く指を動かすことに気付いていた。自分の子や、わたしの弟妹を抱くときは、脇の下に手を差し込んで持ちあげるのに──。
ある日曜日、なにかのきっかけで、子どもたちが駆けっこをはじめて、突然視界から消えてしまった。
あわてて追いかけようとしたのだが、おじさんに腕をつかまれた。
「美里ちゃん、学校のなかにはいろうよ」
おじさんの声は低くかすれていた。
裏庭の石段に腰を下ろすと、おじさんはわたしを抱きあげ、自分の膝に座らせた。
おじさんの息がはぁはぁと荒くなり、ブラウスのボタンをはずされて、スカートをまくりあげられた。
「あそこに寝転んだら、気持ちいいよ」
おじさんが指差した木陰は、横になったら埋もれてしまうほど雑草が生い茂っていた。
「いまから、おじさんとすること、お父さんにもお母さんにもKにも言っちゃ駄目だよ。おじさんと美里ちゃんだけの秘密だよ。約束できる?」
ヤだ!と叫んで逃げ出したかったが、舌が木切れのように固くなって声を出せなかった。
舌の上には、いちご味のドロップが残っていたが、舐めることも、噛み砕くことも、吐き出すことも、飲み込むこともできなかった。
全裸で草の上に抱き下ろされた一瞬、すべてが真っ白になった。
空の青が戻ってきたとき、覆いかぶさってきたおじさんの黒目のなかに自分の顔が小さく映っているのが見えた。
5、
夏休み前の昼休み(昼休みは校庭で遊ぶことが義務づけられていたが、いっしょに遊ぶ友だちがいないので、なるべく目立たないようにしていた)校庭の木陰に身を潜めていると、人気者の女の子のグループがわたしを取り囲み、脱がせコールをはじめた。
「脱っがせ! 脱っがせ!」
声が大きくなって、手拍子が加わった。
二十人が三十人に膨らみ、人垣が二重三重になっていった。夥しい視線がひと束になって、わたしが泣き出すのを待ち構えているのを感じた。
彼らの期待通りに泣き出せば──、せめて両手で顔を覆って泣き真似ができれば──、人垣は崩れていっただろう。
だが、人垣の輪が狭まって、何本かの手にスカートをつかまれても、わたしはただ突っ立っていた。
その先は、思い出せない。
ワンピースは上から脱がされたのだろうが、パンツはどうやって脱がされたのか? それとも、靴下のところまで下ろして満足したのか?
その場に居た、という感覚が欠落しているのだ。
でも、見てはいた。
どこか高いところから──。
わたしの目は、銀杏の木の天辺あたりから見下ろしていた。
昼休みの終わりを告げるチャイムが鳴り響くなか、校庭の日向に全裸で取り残されたわたしの後ろ姿を、ただ見ていたような気がするのだ。
いまでも、街を歩いていて、銀杏の葉が光と影を地面に揺らしているのを目にすると、存在していることの反証のような眼差しを感じることがある。
そのころから、万引きをするようになった。
学校帰りに、サンリオショップでキキララやキティちゃんの文房具を盗んでは、翌日教室に一番乗りしてクラスメイトの机のなかに文房具を隠した。
わたしは、本を読むふりをしながら、「わッ! 今日は消しゴムだ!」とクラスメイトが驚いたり喜んだりする様を観察していた。
余った文房具は、誕生日に父からもらった鍵付きの宝石箱にしまい、Kちゃんのお父さんと「横になった」S学園の草むらに箱ごと埋めた。
万引きがバレた夜(パチンコ屋が閉店したあとだから、深夜零時ごろだったと思う)父に叩き起こされて、手、足、背中、尻、腿、腹を「ムチ」で打ち据えられた。「ごめんなさい! ごめんなさい!」と泣いて謝ったが、「おまえはうちの子じゃないから、うちのものは全部脱いでけ!」とパジャマとパンツを脱がされ、全裸のまま車に乗せられて、知らない町の公園に置き去りにされた。
車の音が遠くなり──、公園の暗闇は怖かったけれど、街灯に裸体を照らされるのは恥ずかしくて、両手で両腕をつかんですべり台の下に身を隠したことを憶えている。
6、
真冬だった。
寒かったはずだ。
でも、寒かった、という感覚は、わたしの記憶には残っていない。どれくらい公園にいて、どうやって家に帰ったのか──、いくら考えても、思い出せないのだ。
その週の日曜日だったと思う。
わたしは、父のダンヒルのライターをポケットに入れて、S学園に向かった。
Kちゃんのお父さんとの「秘密」はつづいていた。
寒くなると、外ではなく、だれもいない家のなかに誘い込まれるようになっていた。
母にも、父にも、Kちゃんにも、Kちゃんのお母さんにも明かせない「秘密」──、あのとき、あんなに生い茂っていた雑草は、一本残らず枯れていた。
わたしはライターを握り締め、枯れ草や枯れ木をざわめかせる風の音を聴きながら、高熱の前にくる悪寒のような震えがおさまるのをじっと待っていた。
風と震えが止んだとき、おや指でライターを擦って、枯れ草に火を放った。炎は、赤い絨毯をひろげるように燃え広がり、蛇の舌みたいな炎が校舎の壁を這いあがっていったが、わたしの心臓はもうそれほど強くは搏っていなかった。
校庭は焼け野原になり、用務員室が全焼、校舎の一部が焼け焦げるという大きな被害が出たが、日曜日でひと気がなかったために、負傷者はひとりも出なかった。
放火が「呼び水」となった。
捕虫網でモンシロチョウやアカトンボをとらえては、父のライターで羽に火をつけるようになった。
父のエッシェンバッハのルーペの焦点を巣穴に合わせて、這い出してくるアリをつぎつぎと焦がしたこともあったし、母の待針に芋虫を串刺しにしたこともあったし、父のゾーリンゲンの鋏で、バッタやカマキリの首を切り落としたこともあった。
我が家には、動物がたくさんいた。
母は「妻子も食わせられないのに、どうして動物を増やすの?」と憤っていたが、父は博打で勝つたびに戦利品として動物を連れ帰った。
犬はイングリッシュ・ポインター、マルチーズ、柴犬、秋田犬、鳥は鶏、うずら、セキセイインコ、ルリコシボタンインコ、レモンカナリア、赤カナリア、巻毛カナリア、ウグイス、コマチスズメ、十姉妹、文鳥、下駄箱の上の水槽には、デメキン、ランチュウ、チョウテンガン、セイブン、タンチョウなどの金魚が泳いでいたし、縁側の金盥のなかでは、ミドリガメやゼニガメが甲羅干しをしていた。
父は買ってくるだけで、一切世話をしなかった。
母も、動物を構う余裕などなかった。
動物の世話をしたのは、わたしだった。
わたしは動物に餌や水を与えた同じ手で、動物を傷つけ、死に至らしめた。
わたしの痛みには打つべき手はなく、動物たちの痛みがわたしの痛みを癒すことはなかったが、自分の手で彼らの痛みを遂げる瞬間、自分の内の痛みが新しく鋭くなって、それは快楽に極めて近い感覚だったような気がする。
7、
二度ばかり、他人に見られたことがある。
S学園へと向かう坂道の途中で、柴犬を鎖の「ムチ」で打ち据えていたら、通りすがりの主婦に「なにしてるの? かわいい顔して酷いことするのねぇ……どこの学校? 学校に通報してやるからね!」と脅され、犬といっしょに坂道を駆け下りた。
父が一番かわいがっていた黄色い巻毛カナリアを風呂の残り湯に沈めて殺したときは、祖母(父の母親)に目撃されてしまった。
カナリアを庭に埋葬し、墓石にシロツメクサの花輪を供えて手を合わせていると、背後から近付いてきた祖母に怒鳴りつけられた。
「おまえは、なんで、アボジ(韓国語で「お父さん」)が大事にしていたカナリアを殺したんだ? え? なんで、殺したんだ?」
祖母は、素手でカナリアの亡骸を掘り返すと、わたしの顔めがけて投げつけた。グシャ! 額に命中し骨が砕ける音がして、「水浴びさせたら、溺れちゃったんだよぉ、ごめんなさい、ごめんなさい」と子どもらしい泣き声をあげて許しを乞うてみたが、祖母はカナリアを拾いあげてはわたしの顔に叩きつけ、また拾いあげては叩きつけた──。
鎌倉に自分の家を建てたときは、動物を飼うことはまったく想定していなかった。注意深く、徹底的に、動物を飼うことを避けてきたつもりだった。
だが、鬱が再燃した五年前に、過去に追い縋られてしまった。
ドーベルマン、イングリッシュ・コッカー・スパニエル、ラグドールのペアと六ぴきの捨て猫、ミドリガメ、ゼニガメ、ケヅメリクガメ、水槽は全部で六本もあり、アロワナやエンゼルフィッシュやグッピーやベタなどの熱帯魚を飼育している。
今年二月に、遂に、文鳥のペアを飼ってしまった。鳥だけはやめようと思っていたのに、鳥を飼わなくては、この家で暮らせないような気がしてきたのだ。
「本人は過去を忘れても、過去は本人を覚えている」
トラウマには、自分の身に起きたことを無意識にくりかえしてしまう「再演化」という性質があるそうだ。
わたしは、自分の内に同在する被害と加害を書くことによって変容させて、小説や戯曲のかたちで意識的に「再演」してきた。
小説や戯曲のなかに、加害者でもあり被害者でもある自分を匿ってきたのだが、わたしは、過去に見つかってしまった。逃げられるものなら、息がつづく限り、逃げていたいが、息子を産み、自分の家を建てたときから「再演」の幕が開いていたのだろう。
しかし、わたしは、この芝居に出演したくない。
この芝居を、息子に「再演」させたくはない。
わたしは、母と父から受け継いだこの芝居に幕を下ろすために、「虐待」という問題に関わるつもりだ。
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by office-nekonote
| 2009-10-26 19:38
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