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発想そのものがDV

週刊朝日・女性自身・週刊女性を買ってしまったたま猫です。
週刊朝日を読んでいて・・・まとまりが悪いのですが、メディアはDVと言う言葉を使いながら歯切れが悪いですね。
夫をワインのビンで殴り殺してバラバラにしてしまったと言う妻ですが、「あるお見合いから婚約までしたけれど、妻自身が浮気をしているのではと言うことで婚約相手がレストランで携帯の着信を見たことを告げうそをつくなとテーブルの足をけとばしたら「父親にもそんな言われ方をされたことがない。」と逆切れされてこの口論の結果破談になった。」そうです。
この婚約相手もDV婚約者ですね。
相手の携帯を勝手に見たり公衆の面前で威嚇するなんてかなりサイテー野郎であります。
でもこれは男として当たり前と言う発想なんでしょうね。
ああ、いやだ。
凶器としてワインボトルを使ったと言うことで、この元婚約者は「彼女はワインが好きでしたね。彼女ならやりかねない。」と言ったそうですが、テレビ朝日では凶器はワインのビンではないのではないかという話が出ていました。
加害者はお酒を自宅では飲んでいなかった。夫には自宅では缶ビール以外は飲ませないということでワインの買い置きをしていなかった。重たい灰皿やなにかではないか(まるで三谷幸喜のドラマのようだ。)。
殺された夫が酒癖が悪かったことを考えると缶ビールぐらいしか買い置きをしたくないというのはわかる気がします。
できちゃった婚で入籍したけれど子どもは生活費がなかったので中絶。
夫は弁護士にならず転職を繰り返し最終的にモルガン&スタンレーに就職。
この頃から暴力がひどくなる。
結婚当初から妻の携帯に男性から電話があると夫が嫉妬して物を投げつけたりしていた。
仕事を理由に酒に酔ってたびたび朝帰りするようになり夫婦間で口論が絶えなくなるとDVがエスカレート。
夫は酒が入ると妻に馬乗りになって殴り続けたり、妻の両手首をテープのようなもので縛って放置して自分は寝てしまったり。
妻が暴力でできたあざなどを証拠としてとった夫が携帯を壊したたため、妻は写真を友人に預けたとか。
月に3~4回、夜中の1~2時ごろ大声を夫婦で出したりしていたようです。
最もひどかった暴力が05年6月、鼻骨骨折などで病院に妻は飛び込み、被害届は出さなかったがシェルターで2週間保護ざれた。
その間夫は妻を探して歩き、妻の携帯にスポーツジムで知り合った男性とのメールがあったからかっとなって殴った。
メールがあったから殴っていいのか。
そしてこれは本当なのか。
DV男はこういう自己保身のうそを良くついて妻を捜すのです。
結局、夫はシェルターを出た妻に泣いて頼んで暴力をわび、復縁を頼んだ。
1、もう決して夫は暴力は振るわない。
2、携帯にはお互いロックはかけない。
3、仕事以外は朝帰りをしない。と言う誓約書を夫はシェルターに提出して妻は家に帰った。
妻の父親が激怒して、夫が都内ホテルで土下座してあやまった。
夫の大学時代の友人は女性にはソフトで優しい人だったから結婚して性格が変わったのではと言っていますが、DV男はタイミングの問題で本性を出すだけですからね。
同年9月に事件現場になるマンションに引越し。
テレビ朝日によると2年前夫の暴力で目黒区の病院で治療。夫が再び暴力をふるったら夫の財産を妻のものにするという公正証書を1年前に作ったがその後も暴力を振るっていた。
妻は妻で近所のお店で独身と話をしていたり、夫は夫でバツイチで合コンに出ていたり、どっちもどっちだと思います。
妻の実家は父親の経営する会社が多額の債務を抱えビルを国税局に差し押さえされ競売済み。
これじゃ、妻は帰るに帰れないじゃないですか。
離婚して家に帰らないのは引けない性格だからって言いまくる矢幡洋は何を根拠に言っているのか。
昨年11月に高校の同窓会で再会した同級生の女性と交際するようになったので妻が私立探偵を使い浮気調査。
その後殺人事件が起こる。
加害妻が派手好きだとか勝気だとかなんだとかを認めても、夫もかなりの暴力を振るっています。
「これだけ俺は稼いできたからお前もかせいで見ろよ。」これだけで立派なDV男のせりふですが。
もちろん、DV男を殺してバラバラにしては良いとは思いませんが、するかしないか紙一重のところで生きている被害妻はかなりいますから。

妻がボーリングの球で夫の頭を殴った事件が昨日だか今日だかあったそうですが、どうなったのだろうか。

女性週刊誌によると、お兄ちゃんに殺された歯医者の娘はお父さんからかなりきつい暴力を受けることがあった。
二人の兄から暴力を受けていた。
新聞記事をよせあつめると、木刀で頭蓋骨が陥没するぐらい殴られた妹が兄と1時間も家族や生活態度などについて話合えるのか、首をひねります。
胸や下腹部を切り取ってディスポーザーで処理したそうですが、お兄ちゃんは瀕死の妹に性的暴行を行ったのではないかと想像してしまうたま猫です。

岐阜県でアルコールで凍死した医者の女性ですが、長野県の病院でトラブル続きで精神を病みアルコール依存になり、実家に帰ってきてお酒で荒れまくって両親がお酒を隠すと「医者にならなければ良かった。」と騒いだそうです。

家族なんてろくなもんでない。
親だから子どものためを思って、とか、夫が妻に愛しているから、なんて言葉ほど危ないものはない。と考えるたま猫でなのでした。
by office-nekonote | 2007-01-16 23:11 | 暴力


たまちゃんの その日暮しの手帳


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